Fritto
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姉妹店EL Barril

2007年11月20日

僕には師匠が三人いると前に書いたので、
今日は二人目の師匠の話。


その前に、サービス業にとても大事なものは何だろう?
色々あると思うけどとりわけ、人を惹きつける魅力あるものは・・・
人を喜ばせる才能のようなもの


僕がこの師匠から学んだ、大きなものの1つだ。


ちなみにこの師匠は当時は300席、月商8000万の店の店長。
僕は社員で、直属の部下だった。


詳しいことは、置いといて、
最初は何がすごいかわからなかった。
そのくせ、人のダメだしは天下一品。
それに、サービスのことに関してはめちゃくちゃ細かくうるさい。


そして、一時間に一回は店から消える・・・


自分に余裕が出来だした頃から、何がすごいのか探ってやろうと
僕はこっそり付いて回った。
お客様と何を話してるのか、何をしているのか、
会話を聞いてて、あることが気になった。
なんと、ほとんどタメ口で会話しているのである。


いつの間に仲良くなっているんだろう?
確かに、師匠が接客している時のお客様は本当に楽しそうだ!!

それとも、知り合いが多いんだな・・・それはすごい!!
こんな大きくて、忙しい店で、そんなに接客の仕事もしてないのに


あるとき、僕は思わず聞いた。
「友達なんですか?」
「いいや、初対面だけど・・・」


「じゃぁ、あそこのお客様は知り合いなんですか?」
「いや、初めて来たみたいだな・・・」


「○○さん(常連さん)とは長い付き合いなんですか?」
「いや、今さっき初めて話した・・・」


なんなのこの人は・・・
初対面のお客様でも簡単に懐に入ってしまう。
そして、あたかも昔からの友人のように話す。
完全にタメ口だ。


僕の好奇心はメーターを振り切った!!
「どーして、そんな仲良くできるですか?」純粋な疑問だった。
少し黙ってから答えてくれた。
「オレには華があるんだよ。」
それだけだった・・・それ以上は何も答えてくれない。


ふんふん、なるほど。「華」か・・と納得出来るはずがない!!
「華」とは何か?・・・何なのか?
僕のストーキングは激しくなるのだった      つづく。

友達で社長と友達でミュージシャン

2007年11月13日

この間、友人の会社経営者と話した。


「オレは、今の会社のメンバーに稼がしてもらって、生活ができてるから、
もし、なんかあった時に、そいつら全員食べさせてやるくらいの蓄えをしてる。」
って言ってた。
口で言うキレイごとは簡単です。
しかし、蓄えをすると言うのは並大抵じゃない。
それも自分のためでなく、自分の社員のために・・・


この会社は強い!!と思った。
蓄えがあるないじゃなく、
会社のため、社員のため、お客様のため、
そういう気持ちのある会社、組織は強いなぁ。


いい話聞かせてもらいました。


あと、僕の友人が「LUCKY13」って言うナイスなバンドやってます。
新しいCD出たので聞いてみてください。
http://lucky13web.com/

つらい時、毎日聞いてかなり元気づけられた曲があります。
(千葉君ごめん、タイトル忘れた・・・)

理不尽に立ち向かえ!!

2007年11月12日

この世界は理不尽の塊でもある。

年功序列、下積み何年、しごき・・・
上司の機嫌、言葉にびくびくする。
そして、上司の気持ちを汲み取り、上司を喜ばす。


「そんなのくそくらえ!!」 (すいません、下品で)


昔、僕の通したオーダーを料理長が間違えて作った。

「違いますよ。」と僕は言った。
「そんなことはない、伝票を見てみろ!!」と言われ、見てみる。
明らかに、僕は正しかった。
それで、どう言われたかって、
「書き方が悪い、字が汚い!!」ときれられる・・・


僕はもう一度伝票をのぞいた。
そんなことはない、いつも通りの書き方、字だ。
「いやいや、明らかに読み間違いじゃないですか!!」僕も反論する。
「オレに口答えするのか!!」さらにきれられた。


「口答えじゃないです!!おかしいのはそっちでしょ。」僕も負けない。
店長が止めに入る。


「桐川君、もう少し大人になって、料理長に謝って・・・」店長が泣きそうだ。
「なんで、僕が謝るんですか?大人って何ですか?」
店長は何も答えられない・・・


どっちにしろお客様には関係ない。
問題解決が第一優先だ。
「解かった、オレも気をつけるから、お前も気をつけて。」
「すぐに、やり直すから!!」
この言葉が欲しかっただけなのに・・・


この仕事が心底つまんないと思った。
理不尽こそが大敵だ。


僕も理不尽になりえる性格だ。
だからこそ、慎重に指導するようにする。


誰が一番偉いって、お客様を一番喜ばせれる人間が一番えらいんだ
ぼくは、いつも心でささやく。
意見が合わない時はより、お客様本位の方を優先すれば良いだけ。

この料理長、仕事のあと僕を呼び出し、自分の若い頃の話をしてくれた。
最後に、「ごめんな」と言ってラーメンをおごってくれた。
もちろん、次の日から楽しく働いた。店長だけがしっくりしてない顔してたけど・・・
そしてちょっと大人がわかった気がした。

街とレストラン

2007年11月10日

いい街には、いいレストランがある。


初めて幡ヶ谷に来た時はたまたま友達が住んでただけ。
ご飯を食べに商店街を歩いていて「ここに住もうと」決めた。


僕は、生まれた頃から商店街で育った。商店街フェチなのだ。
そして、6年ぐらい住んだ頃に決心した。


「この街にレストランをつくろう」


レストランにはドラマが生まれる。
だって人と人が出会う場所だから・・・


僕は、東京に出てきてからは、レストランで育った。
色んな出会いと経験があった。


自分の住んでる街、好きな街にも
ドラマが生まれて欲しい。


レストランがあることによって、その一日が充実していただければ・・・と願う。


自分が好きなことをしながら、周りの人を幸せにできたら
こんなにうれしいことはない。

ビジネスだとか、流行だとか考えなければいけないことも
たくさんある。キツイ事もありまくり。


だけど、やるからには、一番上を目指したい!!
周りとか関係なく、自分の中の「こうしたい」一番を!!


まぁ、かっこよく言えばこんな感じ。


本当は自分の居場所だったり仲間が欲しかったりもする。
寂しがりやなもんで・・・

立川に初上陸

2007年11月08日

グローバルダイニング(GD)僕の古巣。
僕がもらったものは数限りない。


初めて面接に行った時に店長に
「こんな汚い履歴書ははじめて見た。」とあきれた顔で言われた。
そんなのお構いなしに僕は、
「いつから、働けばいいですか?」と言ったらしい。


約5年後、やめる時に社長に
「失敗したら、また戻って来いよ。」と力強い手で握手しながら言われた。
「失敗しないから大丈夫です。」とは言えずに・・・
「ありがとうございます。」しか言えなかった。目頭が熱くなってた。


僕は、僕の人生のドラマをもらった。やりたいことが明確になったのだ。


昨日、初めて立川に行った。
行かなくてはいけないレストランがあるのだ。


そこのお店は元GD出身の方のお店だ。
一緒に働いたことはないが
その人の伝説は何度も聞いたことがあった。
もちろん、立川で一番のレストランらしい。


うれしさとくやしさが半分半分。


僕は今でもGDを誇りに思い生きている。


さすが、GD出身!!本当にいいお店でうれしくなった。
そして、GD出身として、ライバルでもある。負けたくない。
楽しそうに食事しているお客様楽しそうに働いてるスタッフがたくさんいた。


これが答えだ。


百聞は一見にしかず。昔の人はいいこと言うなぁー。


また、自分の本当にやりたいことがより明確になった。

僕はこいつだけは無理なんです。

2007年11月05日

そうそう、こいつ(失礼)でもこいつだけは無理!!
別に恐いものなんてないし、霊感もないから大丈夫なはずなんやけど・・・


そうです。「青虫」です。
今、青虫って打ち込んだだけで気を失いそうになった。


青虫と戦うか、トラと戦うか、ってトラを選ぶくらい無理。


しかし、この青虫のやろーは僕について回る。


キャベツだのレタスだの新鮮なものには付いてくるんだ。


僕が前に働いてた店は前も書いたけど、ランチが忙しく、
だいたい最低でも130名、平均170名くらい来るのだ。
だから、毎日必ず、セットの小さいサラダを最低でも
120個以上は用意しておくのだ。


もちろん、野菜は朝一で届いたものを使い、
特にレタス類は3回ほど洗うのだ。(土が付いてるから菌が多いのだ)
そこで、ふるいにかけられるはずの青虫が・・・
ありえないことだが、サラダに入ってしまっていた。


僕はその報告を聞いて青虫だけに青ざめる!!
もし、自分がサラダ食べようとして青虫が入っていたら・・・
たぶん気絶するだろう・・・中学生の時もいたずらの仕返しに
机の中に入れられて、一度気絶したことがある。


とりあえず、お客様にお詫びだ!!これはもう誠心誠意を込めないと。
しかし、その前に、今用意しているサラダを全部回収!!他のものを用意するしかない。
冷蔵庫の中の葉っぱ類ももう一度全部洗浄だ!!
キッチンに行って指示を飛ばす。


そしてお客様のテーブルへ・・・
なんと、


その日、たまたま大阪から来てた僕のおかんのサラダだった。


結局、その他のサラダからも葉っぱからも一匹も出てこなかった。
120分の1の確立でおかんが引き当てた。
運がいいのか、それともやっぱり僕について回るのか・・・

今はそれなりに、高いけど状態の良い野菜を仕入れてるので
お目にかかることなどほとんどないけど、
青虫だけに限らず、緊張感もって食材に触れること、
料理を作ることを徹底しなければならない!!

とある昼下がりに

2007年11月04日

ランチを食べてて遭遇した。
僕の近くに少し年の離れたカップルがやってきた。
窓際のいい席だ。


どうやら昼からビールを飲むみたいだ。
しかし、事件が起きた。


乾杯前に、男性がテーブルクロスを引っ掛けてしまい
ビールをこぼしてしまった。


男性が「すいませーん!!」と荒々しく店員を呼ぶ。


店員到着。


男性が「こぼしちゃったよ!!」ちょい逆切れ・・・


「すぐ拭きますね、お洋服は大丈夫ですか?」丁寧な店員だ。


「すぐ違う席を用意してくれ!!」男性がののしった。
(ちなみにそっち系の人ではなく、ごくごく普通の中年男性だ。)


「はい、こちらどうぞ。」隣の席を案内したのだが、


恥をかいたからか、「あっちにする」とズカズカ奥に進んでいった。
連れの女性もえっと言う顔しながら付いて行った。


さびそうな顔してこぼれたビールを拭いてる店員さんを見て思った。


いつから、レストランの店員はお客様の奴隷になったんだろう!!
ふざけるな、相手に「ありがとう」も「ごめんなさい」も言えない人が
レストラン行っていいサービス受けれるわけがない!!
そしたら、お客様も、スタッフも楽しいわけがない。


もちろんお客様だけが悪いわけじゃない。
お客様と対等になろうとしない店が悪いのだ。
いつもお客様の言いなりなのだ。


どっちが上じゃないんだ。対等。
レストラン側は喜ばして、その結果お金をもらう。
お客様は喜ばしてもらい、それに対してお金をはらう。


レストラン側は常に努力して料理もサービスも質を上げなくてはならないし
お客様も、大事な時間とお金を使わなければならない。
どっちも偉くない。
どっちも偉そうにしちゃダメでしょう。


ただ、お客様喜ばすために本気でやってる店が少ないのも事実。


僕の頼んだクリームコロッケはメニューの写真と全然違った・・・(泣)